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ウクライナの言語事情について 柴田裕史​

ウクライナの公用語はロシア語とポーランド語に近いウクライナ語ですがほとんどのウクライナ人はロシア語をネイティブ並みに理解します。ロシア語が母語のウクライナ人も東部中心に多いです。首都キエフではロシア語を耳にする機会がとても多いです。ロシアとの政治的関係からここ数年はロシア語よりウクライナ語が優先される傾向にあります。


ウクライナ人の英語力ですが20歳ぐらいを境にしてその差が顕著になる感じです。つまり20歳以下は英語教育に力を入れ始めた2014年ごろの恩恵を受けている可能性があり、英語は問題なく話せる人が多いです。やはりヨーロッパ人なので日本人より断然習得度が早いといってよいでしょう。今後ウクライナがどんどん西側に取り込まれていくにつれ、英語力は比例して上がっていくと考えられます。


その他、IT技術者に限って言うと彼らは外国を主な顧客としてオフショア開発をしているので英語力は抜群に飛びぬけて高いです。ウクライナではIT技術者は弁護士、医者、公務員以上の高給取りの職業で社会的ステータスもとても高いです。

キエフのコワーキングスペースの様子
キエフのコワーキングスペースの様子

キエフのコワーキングスペースのミーティングルーム
キエフのコワーキングスペースのミーティングルーム

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